【保存版】SaaS営業からの転職・キャリアパス完全ガイド|職種別の選択肢と失敗しない考え方

とりあえずSaas営業として1社経験したけど次はどうしよう、、

また次もSaas業界に行くのか、別の会社に行くのか、、、

今回はこんな悩みを解決する記事になっています。

Saasで数年働くと思うこと
  • 年収はそこそこ上がってきたけど、成長の伸びしろが見えない
  • 営業として成果は出してきたけど、この先のキャリアが不安
  • そもそもSaaS営業が“天職”なのか、自信が持てない

僕自身、SaaS業界でインサイドセールス・フィールドセールス・マネジメントといった複数の役割を経験してきました。
だからこそ、この「一定の成果を出したあとのキャリアの壁」に多くの人がぶつかることを、リアルに理解しています。

これは“行き詰まり”ではなく、むしろ「次のキャリアの選択肢が広がる」タイミングです。


この記事では、以下のような内容を中心に解説しています。

この記事でわかること
  • SaaS営業の経験をどう活かすか?キャリアの選び方
  • プレイヤー継続/マネジメント転向/他職種へのステップアップ
  • 年収が上がるケース・下がるケースの違い
  • よくある失敗例と回避法
  • SaaS業界に強い転職エージェントの活用法

あなた自身の経験やスキルを「どう活かせるか」「どう広げていけるか」を考える上での“整理ツール”として、ぜひこの記事を参考にしてみてください。


また、Saas業界の方が転職におすすめの転職エージェントについては以下の記事で詳しく解説しているので必ず参考にしてみてください。

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目次

SaaS営業の次に目指せるキャリアパス5選|経験を活かせる転職先とは?

ここでは、実際に僕自身や周りの同僚たちがたどってきた道をもとに、代表的な5つの選択肢を紹介します。

以下がよくあるパターンです。

順番に見ていきましょう。

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フィールドセールス → マネージャー or プレイヤー継続

フィールドセールス(FS)として一定の成果を出した人が、次に選びやすいキャリアパスは大きく2つです。

ひとつは今のスキルを武器に、他社でより条件の良いプレイヤーを続ける道。もうひとつはマネージャーに昇格して、組織を動かす立場に進む道。

関連記事【Saas営業】フィールドセールスに向いてる人の特徴と実際に辛いと感じる瞬間

プレイヤー継続の場合

自分の営業成績に自信がある人、数字を追うことが苦にならない人は、プレイヤーとして別のSaaS企業へ転職するだけで年収アップできるケースが多いです。

特に以下のような実績があると評価されやすいです。

  • 四半期MVP/粗利トップなどの表彰歴
  • 決裁者アポ率、受注率などのKPI実績
  • 特定業界に対する深い提案経験

企業によっては、前職の営業経験を即戦力として歓迎し、インセンティブも好条件でオファーしてくれることがあります。

外資系転職の勧め

ぶっちゃけ、年収を大きく上げたいということであれば外資系のセールスへ転職が一番です。

定番で言うと以下のような企業群です。

  • Amazon
  • Salesforce
  • Microsoft
  • Adobe
  • Slack(Salesforce)

ぶっちゃけ、ここら辺であれば最低年収で900万円以上はほぼ確定で提示されると思います。

外資系転職であれば、まずJACリクルートメントが圧倒的におすすめです。

私の場合、実績がそこまで飛び抜けていたわけでもなかったですが、提示年収は最低が900万円でした。

公式HPより引用
運営会社株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント
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マネージャーを目指す場合

一方で、「チームを持って成果を最大化したい」「若手の育成にも興味がある」という人は、マネジメント職への転向も自然な選択肢です。

マネージャー職に進むと、以下のような業務が中心になります。

  • KPI設計とチームの進捗管理
  • メンバーの育成と1on1
  • 営業戦略の立案とプロジェクト推進
  • 他部署(マーケやCS)との連携調整

注意点として、営業成績が良かった=マネージャーに向いているとは限りません。
「自分だけで成果を出す」ことよりも、「他者の成果を引き出す」視点が求められるようになります。

インサイドセールス → フィールドセールス or カスタマーサクセス

インサイドセールス(IS)として経験を積んだ人は、その後のキャリアとして「フィールドセールスに転向する」か、もしくは「カスタマーサクセスにシフトする」という2つのパターンが主流です。

フィールドセールスへステップアップ

ISとしてのアポ獲得やヒアリング力が身についたら、次のフェーズであるフィールドセールス(FS)へチャレンジするのが自然な流れです。

特に以下のような人には、FSへの転向が向いています。

  • クロージングまで責任を持ちたい
  • より高単価な商談を経験してみたい
  • セールスとして年収・実力を一段上に引き上げたい

FSでは対面・オンラインを問わず、商談の主導権を握る力が求められます。

意思決定者への提案や、複数人商談の調整力など、“売る技術”をフルに使う経験ができるため、営業としての地力が大きく鍛えられます。

カスタマーサクセスへキャリアチェンジ

一方で、ISの「とにかく数をこなす文化」や、「KPIに追われる毎日」に疲弊した人は、カスタマーサクセス(CS)という選択肢も現実的です。

CSでは、受注後の顧客に対して以下のようなことを行います。

  • オンボーディングの支援
  • 利用状況のチェックと提案(アップセルなど)
  • 契約更新・継続に向けたサポート

プレッシャーの種類は変わりますが、顧客とじっくり向き合いながら信頼関係を築くタイプの仕事が増えるので、ISとはまた違ったやりがいがあります。


このキャリアパスは、「売る力」をさらに磨きたい人にも、
「顧客と深く関わる働き方がしたい」人にも、現実的な選択肢になります。

カスタマーサクセス・セールスイネーブルメントへの転身

営業の現場で経験を積む中で、「自分が動くよりも、人を支える・仕組みを整える方が向いてるかも」と感じ始めた方におすすめなのが、カスタマーサクセス(CS)やセールスイネーブルメント(SE)へのキャリア転身です。

カスタマーサクセス:関係構築とアップセルに強みがある人向け

すでにCSに関わっている方もいるかもしれませんが、本格的に“顧客の成果に伴走する仕事”に集中したい人にとって、CSは非常に魅力的なキャリアです。

CSでは、以下のようなスキルや視点が強く求められます:

  • 継続利用につながるプロダクト理解
  • 顧客の業務課題を引き出し、活用方法を提案する力
  • アップセル・クロスセルにつながる関係構築力

営業経験がある人は、提案力・課題発見力・会話の展開力がすでに備わっているため、CSでも成果を出しやすい傾向にあります。

セールスイネーブルメント:営業組織を“仕組み”で強くする仕事

一方、現場経験を活かして「チーム全体の底上げをしたい」「教育や効率化に関わりたい」と考える人におすすめなのが、セールスイネーブルメント(SE)という職種です。

SEは比較的新しい職種ですが、役割としてはこんな感じです:

  • 営業向けの研修設計やオンボーディングの企画
  • トークスクリプトや資料の整備
  • 成績データの分析と改善提案
  • 営業手法の再現性向上に向けた施策立案

自分の営業経験を“ノウハウ”として活用し、組織全体の成果を伸ばす立場に回ることができます。
管理職よりも実務寄り、かつ教育や改善に興味がある人に向いています。


このキャリアパスは、プレイヤーから少し距離を置きつつ、“縁の下の力持ち”として影響力を発揮したい人にぴったりです。

事業サイド(BizDev/マーケティング)へのキャリアチェンジ

営業の経験を通して「顧客の課題にもっと深く入り込みたい」「事業の仕組みづくりに関わりたい」と感じ始めた人にとって、事業開発(BizDev)やマーケティング職は非常に魅力的な選択肢です。

BizDev(事業開発)という選択肢

BizDevは、営業の延長線上にありながら、戦略や仕組みづくりにも踏み込める職種です。
特にスタートアップや成長フェーズのSaaS企業では、以下のような業務が含まれることが多いです。

  • 新規チャネルの開拓(アライアンス、代理店連携など)
  • 商流設計やプロセスの再構築
  • セールス部門とプロダクト・マーケをつなぐハブ的役割
  • 市場リサーチや仮説検証をベースとした提案

フィールドセールスやISで「既存の型にハマる提案に飽きてきた」「顧客の声をプロダクトに届けたい」と思ったことがある人には、非常にやりがいのあるフィールドです。

マーケティング職にステップアップ

もうひとつの方向性が、営業とマーケを横断していた経験を活かしてマーケティング職に移る道です。

とくに以下のような人には向いています。

  • ペルソナ理解やリードの質に興味がある
  • リード獲得のプロセスに課題を感じていた
  • 受け身の営業ではなく“仕組み”で成果をつくりたい

最初から「マーケター」として転職するのはややハードルが高めですが、現職でマーケと連携する機会を増やす/プロジェクト単位で関わるところから実績をつくると、現実味が出てきます。


このキャリアパスは、「数字を追う営業から、仕組みをつくる側に回りたい」という想いが芽生えたときの、自然な次の一手になります。

他業界のSaaS企業への“横移動”転職

SaaS営業としてある程度の実績を積んできた人の中には、「この業界で売ることに飽きてきた」「顧客層や商材を変えてみたい」と感じ始めるタイミングが訪れることがあります。

正直、同一商材だけ売るのは飽きるんですよね。

そんなとき、営業職としてのスキルを活かしながら環境を変えられるのが、“他業界のSaaS企業に移る”という横移動のキャリアパスです。

商材・業界を変えるだけで、働き方も価値観も変わる

たとえば、次のような転職例が実際にあります。

  • HR系SaaS → 建設業界向けSaaS
  • MAツール(マーケ系)→ 医療業界向けSaaS
  • スタートアップ → メガベンチャー or 上場企業のSaaS部門

業界やプロダクトが変わると、顧客の課題も、営業手法も、意思決定フローも全然違います。
つまり、「営業は続けたいけど、今の分野に閉塞感がある」という人には、非常に相性がいい転職ルートです。

営業としての強みはそのまま評価されやすい

特に評価されやすいのは以下のような人材です。

  • 特定業界に強い営業経験(例:飲食、製造、小売など)
  • セールスだけでなくCSやISも経験している人
  • マーケやプロダクトと協働していた経験がある人

このようなバックグラウンドがあると、「営業の知見+業界理解」を持った人材として重宝され、入社後も即戦力として期待されやすいです。


このキャリアパスは、「転職したいけど、営業を辞めたいわけじゃない」人にとって、最も堅実で効果的な一手と言えます。

SaaS営業からの転職で年収は上がる?下がる?

転職を考えるとき、多くの人が最も気になるのが「年収」です。

今より上がるのか? それとも下がるのか?

とくに営業職のように、成果=報酬に直結しやすい職種では、このポイントはシビアに考えざるを得ません。

結論から言えば、「プレイヤーを続けるのか」「職種を変えるのか」で、年収の動きは大きく変わります。

また、ポジション(マネージャー・リーダー・一般職)や転職先の企業フェーズ(スタートアップ/メガベンチャーなど)によっても条件は大きく異なります。

ここからは、以下の3パターンに分けて整理していきます。

  • プレイヤー継続なら年収アップは狙いやすい
  • 職種チェンジの場合は一時的に年収が下がることも
  • ポジション別の年収相場と実例紹介

プレイヤー継続なら年収アップは狙いやすい

SaaS営業として実績を出してきた人が、そのままプレイヤー職として転職する場合、年収アップは十分に狙えます。
特に以下の条件が揃っている場合、転職市場での評価は高く、複数の企業から好条件でオファーを受けるケースもあります。

Saas業界への転職で、好条件を狙いたい場合は必ず以下の記事に目を通してみてください。

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評価されやすい実績・スキルの例

  • 四半期ごとの目標達成率(例:達成率120%以上が続いている)
  • 平均受注単価、決裁者アポ率などの数値実績
  • 特定業界や商材に強みがある(例:HR領域、SaaS×地方自治体など)
  • スタートアップなどで営業プロセス構築に関わった経験

SaaS営業は企業によって営業スタイルが異なるため、「うちの営業にフィットする人材か?」が採用のポイントになります。
その点で、同じSaaSモデルで成果を出した経験がある人は、即戦力として高く評価されやすいです。

年収アップの幅はどれくらい?

実際の転職事例では、以下のような年収アップが起こっています。

  • 年収450万 → 600万円台中盤(プレイヤー職・シリーズB)
  • 年収550万 → 750万+インセンティブ(SaaSスタートアップからメガベンチャーへ)
  • 年収600万 → 620万(インセンティブ比率増)+フルリモート・副業OK

中には、インセンティブ設計を見直すことで、ベース年収は同じでも実質年収が100万円以上アップするケースもあります。


このように、SaaS営業としてのスキルと実績を活かしてプレイヤーを続ける限り、転職は“条件を良くするための手段”になり得ます。

職種チェンジの場合は一時的に年収が下がることも

営業職から別の職種へキャリアチェンジする場合、一時的に年収が下がる可能性は十分あります。
これは、単純に「職種ごとの年収水準が違う」だけでなく、その職種における経験値がゼロ or 浅いために評価されづらいという構造的な理由があるからです。

実際に下がりやすいパターン

以下のようなケースでは、年収が50〜100万円ほど下がる例もあります。

  • フィールドセールス → カスタマーサクセス
  • インサイドセールス → マーケティング職
  • プレイヤー → セールスイネーブルメント(立ち上げ初期など)
  • 営業 → プロダクト系職種(PM/PdMなど)

営業職はインセンティブや成果連動報酬が大きく、数字が出せる限りは高収入が期待できる職種です。
一方、CSやマーケ、企画系職種では「実力があっても最初は年収が抑えめ」ということも珍しくありません。

年収より「市場価値」や「職種転換後の伸びしろ」で考える

ただし、ここで大事なのは“一時的な年収の上下”だけを見て判断しないこと”です。

  • 年収は少し下がっても、ワークライフバランスが整う
  • 将来的にマネジメントや横展開しやすいスキルが身につく
  • 市場価値が営業職単体よりも高くなる可能性がある

たとえば、CSでプロダクトへの理解が深まり、そこからPMにステップアップする。
マーケ職で数字管理スキルを活かして、将来CMO候補を目指す──。
そうした中長期的な視野を持つと、「一時的な年収ダウン」はむしろ“投資”のような意味を持ちます。


このセクションのポイントは、「年収が下がるかどうか」よりも、「どこで上げ返すか」「キャリア全体で見て得かどうか」という視点を持つことです。

ポジション別の年収相場と実例紹介

SaaS営業とひとくちに言っても、「どのポジションで」「どんな会社で」働くかによって、年収レンジは大きく変わってきます。
ここでは、SaaS業界でよくあるポジションごとの年収相場感と、実際の転職例をざっくり整理してみます。

プレイヤー職(インサイドセールス/フィールドセールス)

  • 年収レンジ:450万円〜700万円前後(インセンティブ込み)
  • 特徴:成果に応じて収入が大きく変動する。歩合比率の高さは企業により異なる。

イメージ例:
スタートアップでFS経験2年 → シリーズBのSaaS企業へ転職
→ 年収500万円 → 680万円(インセンティブあり・フルリモート)


マネージャー職(セールスMgr、リーダー職)

  • 年収レンジ:600万円〜850万円前後
  • 特徴:マネジメント経験の有無が年収に直結。プレイングマネージャーの場合も多い。

イメージ例
ISマネージャー経験あり → 組織構築フェーズの企業へ
→ 年収650万円 → 760万円(ストックオプション付き)


カスタマーサクセス(CS)職

  • 年収レンジ:400万円〜700万円
  • 特徴:ベースは営業よりやや抑えめ。ただし大型アカウント担当やアップセル重視型なら高年収も可能。

イメージ例
FS→CS転向(IT人材系SaaS)
→ 年収580万円 → 520万円(残業削減・フレックス導入)


セールスイネーブルメント/BizOps系職種

  • 年収レンジ:500万円〜800万円(立ち上げ・マネジメントレイヤー含む)
  • 特徴:業務の幅が広く、SaaS営業経験があると設計面で重宝される。

イメージ例
IS→Enablement専任(シリーズCのSaaS)
→ 年収550万円 → 600万円(事業部横断の施策責任者ポジション)


マーケティング/BizDevなどへの職種転換

  • 年収レンジ:400万円〜750万円(企業規模・経験次第)
  • 特徴:実績と再現性が重視され、最初は低めでも成果次第で上がる。

イメージ例
FS → コンテンツマーケ職に転向
→ 年収600万円 → 500万円(成果次第で評価改定あり)


SaaS業界では、特にプレイヤー職とマネージャー職でインセンティブや株式報酬を含めた“総収入”の違いが出やすくなっています。

単純な「今より上がるか下がるか」だけでなく、労働時間・責任範囲・将来性なども含めて総合的に判断することが大切です。

Saas業界への転職で、好条件を狙いたい場合は必ず以下の記事に目を通してみてください。

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次のキャリアを選ぶ前にやっておくべき3つの自己整理

SaaS営業として一定の経験を積んできたからこそ、キャリアをどう伸ばすか/どう活かすかは人によってまったく違います。
ただしどんな人にも共通して必要なのが、「自分のキャリアの軸を言語化すること」です。

まずは以下の3つの観点から、今の自分を整理してみましょう。


▷ 自己整理①:キャリアの「軸」を言語化する

まず考えるべきは、「自分は何を大事にして働きたいのか?」という軸。
以下のような問いを自分に投げかけてみると、方向性が見えてきます。

  • 年収? 働き方? やりがい?
  • プレイヤーで成果を出すのが好き? それとも誰かを支えるのが好き?
  • 自分が価値を感じる業界・サービスは?
  • 将来的にどんな立場になりたい?

“なんとなく”転職すると、環境は変わっても不満の根本は変わりません。
キャリアの軸がブレていないか、見直すところから始めましょう。


▷ 自己整理②:これまでの経験・強みを棚卸しする

次に、自分の過去の実績・スキルをきちんと棚卸ししましょう。

SaaS営業の仕事はかなり多岐にわたるため、振り返ってみると以下のような強みが見つかります。

  • 特定の業界や職種に強い提案力
  • アポ獲得/商談化率/受注率といった数字実績
  • 営業プロセス設計や改善経験
  • 新人教育、社内研修、他部署との連携などの横展開スキル

自分にとっては“当たり前”でも、他業界・他職種では重宝されるスキルだったりします。
履歴書や面接対策だけでなく、今後の職種選びにも活きるベースになります。


▷ 自己整理③:自己分析ツールを使って客観視する

最後に、自分の強みや価値観を客観的に見るために、自己分析ツールを使ってみるのもおすすめです。

個人的に圧倒的におすすめなのは以下の2つです。

最高におすすめの自己分析ツール

✅ Re就活の「適職診断テスト」
→ 20代・若手向けに設計された、性格タイプと適職傾向がわかる無料診断ツール
→ 診断結果は「職務経歴書作成」や「面接対策」にも活かしやすい内容で、初めての転職活動にも◎

✅ ミイダスの「コンピテンシー診断」
→ 自分の思考や行動の傾向、組織との相性、マネジメント適性までかなり深く可視化できる診断ツール
→ 診断結果をもとに向いている職種・業界のヒントが得られるので、SaaS営業への適性を確認する際にもおすすめ

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まずはざっくりと自分の強みや適職を知りたい人は、必ず一度は受けてほしい診断テスト。

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これらのツールは、今後の面談や選考対策にもそのまま使えるため、早めに試しておくと得です。

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「もう限界かも」と感じたら。転職前に見直しておくべきこと

「もう営業きつい…」
「成果は出してるけど、毎日モヤモヤする」
「上司や会社のやり方に限界を感じる」

こんなふうに感じたら、それはキャリアを見直すタイミングのサインかもしれません。

ただし、焦って行動する前にまず大事なのは、“本当に転職すべきかどうか”を冷静に整理すること。

このセクションでは、辞めたくなる原因を明確にしつつ、次のアクションを見誤らないための3つの視点を紹介します。


▷ よくある「辞めたい理由」は本当に“転職案件”か?

まず、自分の中にある「辞めたい気持ち」が、どこから来ているのかをはっきりさせましょう。

  • KPIがきつすぎる → 数字の目標か、やり方の問題か?
  • マネージャーとの相性が最悪 → 組織変更で解決するか?
  • プロダクトに愛着が持てない → 他のSaaSなら納得感ある?
  • キャリアが伸びてる実感がない → 現職で新しい役割に挑戦できないか?

「会社を辞めたい」と感じる理由が、“その会社”に限定された問題なのか、“営業職そのもの”の問題なのかを切り分けることが大事です。


▷ 環境・上司・会社のフェーズを見直す

辞めたい気持ちを感じたとき、以下のような“周辺の条件”が影響していることも少なくありません。

  • 組織のフェーズ(立ち上げ期/拡大期/安定フェーズ)
  • 営業手法の変化(テレアポ中心からインバウンドへなど)
  • マネージャーのマイクロマネジメント
  • 他部署との連携が取れずストレスが溜まっている

これらは「転職しないと絶対に改善しない」ものもあれば、社内異動やチーム変更でリセットできるケースもあります。


▷ “向いていない”ではなく“合っていない”だけかもしれない

意外と多いのが、「SaaS営業って向いてないのかも」と感じている人が、実は“今の環境とミスマッチなだけ”というケースです。

たとえば──

  • ISよりFSの方が向いていた
  • toC営業では苦戦したけど、toBなら通用した
  • スタートアップのスピード感が合わなかったけど、成熟企業では安定して成果が出た

こうした話は珍しくありません。
「営業が向いていない」というラベリングを急がず、まずは“営業の中のどこが合ってないのか”を掘ってみることをおすすめします。


この章のポイントは、「辞めたい」と思ったときこそ、自分の思考を整理する絶好の機会であること。
一度冷静に見直すだけでも、“今の場所でできること”と“転職して解決すべきこと”が明確になります。


キャリアに迷う人がやりがちな失敗とその回避法

SaaS営業として数年経験を積んだあと、「このままでいいのか?」と不安になったとき、誰しも一度は立ち止まるものです。

ただし、このタイミングでやりがちな“思考のクセ”や“行動のズレ”に気づかないと、せっかくのキャリアの選択肢を自分で狭めてしまうことも。

このセクションでは、実際によくある失敗パターンと、それを防ぐための考え方を紹介します。


焦って未経験職種を目指す

営業職に疲れたとき、「もう別の職種にいきたい」と思う気持ちは自然です。
マーケ、CS、PM、事業企画…魅力的に見える選択肢はたくさんあります。

でも、実務経験なしでいきなり別職種に転職しようとすると、選考で通らない or 入ってからのギャップに苦しむというリスクも高まります。

失敗あるある

  • 「CSは穏やかそうだから」と安易に転職 → 顧客対応と社内調整で逆にストレスに
  • 「マーケやりたい」と応募するも、実績不足で通らない
  • 入社後、やりたいことと実際の業務が違ってモチベーション低下

解決策

  • 現職で異動や兼務など、小さく試すチャンスを探す
  • 転職ではなく、副業やプロジェクト単位で関わってみる
  • 業務内容を具体的にイメージするため、現職のCSやマーケと1on1するのも有効

成果が出ているのに転職を先延ばしにする

もうひとつありがちなのが、「今の会社で数字は出せてるし、まあいいか」で転職を先延ばしにしてしまうこと。

もちろん、安定して成果が出せているなら今の環境も悪くないはずです。
でもそれが「現状維持=最善」かというと、そうとも限りません。

こういう状況、思い当たりませんか?

  • 実力はついてきたけど、年収や役割が伸びていない
  • 組織が変わらず、新しいチャレンジができない
  • 他社の話を聞くと、条件や評価制度が圧倒的に良い

「転職活動=辞めること」ではありません。

市場を知ること、比較することも、立派なキャリア戦略です。


このセクションの結論はシンプルです。
転職は焦って動いても失敗するし、引き延ばしすぎてもチャンスを逃す。

だからこそ、“今の自分”を整理したうえで、冷静に判断できる状態をつくることが最も大事です。

SaaS営業経験者におすすめの転職エージェント

転職を考えたとき、「転職サイトで探すか」「エージェントを使うか」で迷う方も多いかと思います。
SaaS業界にいる方であれば、答えは圧倒的に“エージェントを使うべき”です。

理由はシンプル。SaaS業界の転職市場は“非公開求人”と“専門知識”に支えられているから。

ここでは、SaaS営業経験者が転職活動を成功させるために、なぜエージェントを使うべきか、どのエージェントを選ぶべきかを具体的に解説します。


なぜSaaS業界に強いエージェントを使うべき?

SaaS営業職は業務内容が専門的で、企業ごとに営業プロセスやカルチャーが大きく違います。
そのため、業界特化型でないエージェントではミスマッチが起きやすいのが実情です。

特に以下のような支援を受けられる点で、SaaS業界に精通したエージェントは価値があります:

  • SaaS企業の評価基準や選考傾向を熟知している
  • 職務経歴書や面接対策が“SaaS営業向け”にカスタマイズされている
  • 非公開求人やスタートアップ枠など、一般サイトに載らない情報がある

つまり、「今の自分の強みがどう評価されるか」「どんな企業がフィットするか」を言語化してくれる存在として、かなり頼れる存在です。

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Saas業界、現役視点でおすすめできるエージェント3選

実際に僕や周囲のSaaS営業経験者が使って「よかった」と感じたエージェントを、目的別に紹介します。


● マーキャリ NEXT CAREER

公式HPより引用

公式サイト https://next.mar-cari.jp/

SaaS業界・ITベンチャーに特化した支援を行うエージェントで、「次の挑戦」を本気で支援してくれるパートナーです。

  • 書類選考通過率90%、一次面接通過率61%(公式実績)
  • インサイドセールス・フィールドセールス・CS・マネージャーなど職種別の支援実績が豊富
  • スタートアップ・成長企業の中核ポジションに強い

「今よりも裁量を持ちたい」「職種や役割の幅を広げたい」という方に特におすすめです。

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● SQiL Career Agent(スクイル キャリア エージェント)

公式HPより引用

公式サイト https://sqil-career.com/

キャリアの“軸”や“目指す姿”を丁寧に掘り下げてくれる支援が強み。横断的な職種チェンジや、企業フェーズに合わせた提案が得意です。

  • SaaS営業→マーケ、CS→PdMなど職種転換の支援実績が豊富
  • 業界知見が深く、若手の成長支援に定評あり
  • 成長企業の第二創業期・シリーズB〜Cなどの求人が豊富

「次はどんな挑戦をするか悩んでいる」「営業から別職種にキャリアを広げたい」という人にフィットします。

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● リクルートエージェント

公式HPより引用

公式サイト https://www.r-agent.com/

業界最大級の求人数を誇る総合エージェント。SaaS業界内での“比較・検討”がしやすく、戦略的な転職活動ができるのが魅力です。

  • 大手SaaS〜メガベンチャーの中堅〜リーダー層求人が豊富
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「SaaS業界の中でのポジションアップを狙いたい」「今の経験を活かせる環境を幅広く見てみたい」という方におすすめです。

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この3つは併用も可能ですし、マーキャリ×リクルートのように特化型と総合型を組み合わせるのが最もバランスがいいやり方です。

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SaaS営業経験者によくあるキャリアの悩みQ&A

実際にSaaS業界で数年働いた人からよく聞くキャリアの悩みは、意外と共通しています。

ここでは、僕自身がこれまで受けてきた相談や、読者・同業者の声をもとに、よくある疑問とその答えをQ&A形式でまとめます。

具体的には以下の通りです。


▶ Q1:未経験の職種に本当に転職できる?

A:できる。ただし“準備なし”ではかなり厳しい。

営業→CS、営業→マーケ、営業→PMなど、職種チェンジの例は実際にあります。
ただし共通しているのは、以下のような“実績”や“関わり”を少しでも作っていた人が多いということ。

  • 現職でプロジェクト単位で関わった
  • 副業や業務外で成果を出した
  • 自己学習+ポートフォリオを持っていた

全く経験ゼロから転職する場合、採用側は「そのポテンシャルをどう見抜くか」が大変なので、自分なりに“やってきた証拠”を見せることがカギになります。


▶ Q2:このまま今の会社に残った方がいい?転職した方がいい?

A:伸びしろを感じられなくなったら、転職を選択肢に入れていい。

今の会社で成果を出せている場合、「ここでもう1段階成長できるか」が判断基準です。

  • マネージャーの空きポジションはあるか?
  • 新しい役割や裁量を得られる環境があるか?
  • 成果に対して報酬や評価が正しく返ってくるか?

このどれにも「NO」だと感じるなら、それは転職すべき明確なサインかもしれません。
逆に、少しでも成長機会や挑戦余地があるなら、もう少し現職で“経験を積む”というのも戦略のひとつです。


▶ Q3:SaaS企業は何社目くらいで転職を考えるべき?

A:1社でも経験があれば市場価値はある。ただし2社目以降で見えることも多い。

1社でインサイドセールス・フィールドセールス・CSなど複数経験しているなら、それだけでも十分転職は可能です。

ただし、以下のようなステップを踏んでいると、より強みがはっきりしやすくなります:

  • 1社目:現場でとにかく実行・成果を出す
  • 2社目:仕組み作りや組織改善に関わる
  • 3社目以降:戦略設計やマネジメントへの展開

無理に「何社必要」と決める必要はありませんが、“何を経験し、何ができるようになったか”を語れることが何より大切です。

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まとめ:キャリアに悩むのは、次に進むチャンス

SaaS営業として数年経験を積んできた人がキャリアに悩むのは、決してネガティブなことではありません。
むしろそれは、「今の自分をちゃんと見つめて、次のステップを意識し始めた証拠」です。

この記事では、以下のような視点からSaaS営業の“次の一手”を整理してきました。

  • よくあるキャリアパスと、それぞれの向き・不向き
  • 年収や評価の現実的な動き方
  • 自己整理と職種選びの考え方
  • 転職時に頼れるエージェントの使い方
  • 経験者がよくぶつかる悩みとその乗り越え方

SaaS業界は変化も速く、同じ職種にいても環境がガラッと変わることがあります。
だからこそ、「このままでいいのか?」と立ち止まる感覚は、むしろ自然な成長フェーズの一部。

もしあなたが今、迷っているなら──

  • 自分の“次の可能性”を整理するために
  • 市場の選択肢を知るために
  • 自分ひとりでは気づけない強みを言語化するために

一度、SaaS業界に強い転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
相談=転職ではありません。キャリアの選択肢を広げるためのアクションとして、まずは話を聞いてみる。それだけで未来の選び方が変わります。

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