【公式問題集だけ】TOEICリスニングを高得点を狙う勉強方法

TOEICで高得点取りたいけどどうしたら…!
公式問題集を有効に使って勉強したい!

今回は、こんな悩みを抱えた方のための記事になります。

先日のTOEICではリスニング490点、リーディング405点で合計895点を取得することができました。

TOEIC のスコア895点の証明画像

しかし、特別な教材を使ったわけでもなく、純粋に公式問題集を最優先にひらすら解いただけです。

やはり、TOEICで高得点を取りたいというのであれば、公式問題集の活用が最短距離です。

この記事でわかること
  • TOEICで高得点を取る勉強方法
  • 公式問題集でリスニングの得点を上げる方法
  • 公式問題集を活用するメリット
  • 公式問題集と併用したいツールや勉強方法

この記事では、「まだTOEIC公式問題集だけでは難しすぎる…」という方向けの勉強方法もお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。

関連記事【意味ない?】TOEICが転職に有利な理由4選と、社会人が勉強するメリット

関連記事TOEIC公式問題集のおすすめの使い方・勉強方法を全6STEPで解説

目次

TOIECで高得点を狙うにはリスニング対策が必須

まず大前提、TOEICのスコアが600点未満の人が最短でスコアをアップさせるには、リスニングパートの対策が一番手っ取り早いです。

その理由は以下の通りです。

  • リスニングの方が高得点が取りやすい
  • 速読力がつく(結果としてリーディングの得点も上がる)
  • 知っている表現の幅が広がる

つまり、まずはTOEICの公式問題集を活用してリスニングを極めることが、結果としてリーディングのスコア向上、そしてTOEICスコアの向上につながります。

TOEICは満点がリスニング495点・リーディング495点、合計で990点ですが、
おそらく、高得点保持者のほとんどがリスニングパートの方が得点が高いはずです。

リスニングパートで出てくる表現や単語は、圧倒的にリーディングパートよりも簡単です。

そのため、簡単なコツや問題の仕組みを知っているだけで簡単にスコアを伸ばすことができます。

TOEICで点数をまずは800点代を目指したいという方には、リスニングに比重を置いて勉強することをお勧めします。

注意点:問題集は必ず「最新版」から使っていく

一つ注意点として、公式問題集を使って勉強する際には必ず最新版から勉強しましょう。

※2023年4月時点では、TOEIC公式問題集9が最新版です。

1から買い揃えたくなる気持ちもわかりますが、9→8→7→6→5….という順番で勉強していくのが定石です。

実際に私がリスニングで490点を取ったときには、公式問題集を7から始めて、5まで完璧にしました。

TOEICの公式問題集を活用したリスニング対策の具体的な方法

結論から言うと、「ひたすらTOEIC公式問題集のリスニングパートを音読する」が答えなです。

これだけだとわかり辛いと思うので、実際に私が行っていた勉強方法について詳しく解説していきます。

この4つのSTEPをひたすらに繰り返した結果、リスニングパートでは満点近い得点を獲得できました。

ここでのポイントは、1問ずつ行い、1つを完璧にしたら次の問題に移って①〜③の手順を繰り返すというやり方です。

ちなみにこれらのステップを3ヶ月間、毎日1日平均で1時間くらいやっていましたよ!

注意点として、公式問題集を購入したら、まずは本番と全く同じ形式で時間を測って問題集を解くのが最優先です。
私はこれを3回ほど繰り返してから、これから説明する勉強を行っていました。

TOEIC公式問題集を活用したリアルな勉強方法については以下の記事で詳細を解説しています。

関連記事TOEIC公式問題集のおすすめの使い方・勉強方法を全6STEPで解説

1.知らない表現を書き留める

まずは1つの問題に注目し、公式問題集のリスニングパートの答えのスクリプトをみながら、知らない表現をノートに書き出します。

この時点では暗記しなくてOKです。

なんとなくこんな意味なのか、「こんな表現が使われていたのか!」程度で大丈夫です。

2.シャドーイング(スクリプトあり)

続いては、実際に声を出してシャドーイングを行います。

シャドーイングとは、流れてくる音声から1秒ほど遅れて自分も真似するように音読をします。

ぶっちゃけ、英語初心者のうちって「シャドーイングって意味あるの?」って思いますよね。私もそう思ってました。
でも本気で効果抜群なので、スコアを伸ばしたい方は騙されたと思って1ヶ月やってみてください。

他社様のサイトから引用すると、明確な定義は以下の通りです。

「シャドーイング(Shadowing)」は、英語を聞きながらそれを真似して発音する通訳訓練法のことです。英文を聞き終えてから繰り返す「リピート」とは異なり、シャドーイングは、聞こえてくる英文のすぐ後ろを影(shadow)のように追いかけるのがポイントです。

サイマルアカデミーより引用

この時点では、手元にスクリプトを用意して、見ながらでOKです。

そして繰り返し行なって、「音声だけ流せばシャドーイング出来る!」レベルまで持っていくことがこの段階でのゴールです。

個人差もあるとは思いますが、私は1問につきこのパートを10回~15回程度繰り返していました。

3.シャドーイング(スクリプトなし)

Step2である程度シャドーイングができるようになったら、今度はスクリプトを見ずにシャドーイングです。

ここでのゴールは以下の通りです。

  • 発音もある程度完璧に重なるようになってきた
  • 発音の遅れがない
  • 英文の意味も理解しながら発声できている

私はここの部分も10回〜15回程度を目安に行なっていました。

ここまで完璧にできたら、次の問題に移って、①の「知らない表現を書き留める」に戻ります。

4.勉強した分の音源をプレイリストにしてシャッフル再生

STEP1~3を繰り返し、ある程度完璧になった問題が溜まってきたら、このSTEP4へ進んでください。

STEP4では、勉強したところまでの問題の音声を使ってプレイリストを作成します。

そして、その音声をひたすらシャッフル再生します。

私は移動時間をメインに使って行なってましたよ!

ここで、あれだけシャドーイングして完璧にしたと思っていても、時間をあけて聞いてみると聞き取れない場所などが出てきてしまうと思います。

そうなった場合は、その内容をメモしておいて、自宅でまた再度その問題で①〜③を繰り返します。

TOEICで高得点を狙うために公式問題集が必須な理由

改めて、TOEICのリスニングパートで高得点を狙いたいのであれば公式問題集は必須です。

模試が2種類しか入っておらず、3000円もするので割高に感じてしまうかもしれませんが、ここをケチるのは絶対に損します。

本記事で紹介したやり方で使うと、1〜2ヶ月本気で勉強しても1冊終わるかどうかレベルに時間かかります。
気づいたらリスニングスコアがかなり上がってるはずです。

リスニングの特訓には公式問題集を使うべき理由は以下の通りです。

順に簡単に解説します。

ナレーターが同じ

日本語でも、聞き取りづらい人がいますが、自然と毎日その人の声を聞いていれば段々と理解ができるようになります。

英語も同じで、アメリカ人でも人によって発音が違ったり、聞き取りづらかったりするケースも。

TOEIC本番のナレーターがわかっているのに、その人の音源で勉強しない理由はないですよね。

TOEICの公式問題集に収録されているリスニングは、公式で携わっているナレーター陣の音源になっています。

目的がTOEICの高得点なのであれば、必ず公式問題集を使いましょう。

問題形式に慣れることができる

2つ目の公式問題集を活用するメリットは、「問題形式に慣れることができる」と言う点です。

問題形式というのは、part3で会話形式があって、part4ではソロスピーカー形式になって…だけではありません。

TOEICにはお決まりの流れがリスニングには存在しています。

TOEICお決まりの流れの例
  • 注文していた商品が遅延
    →無料でクーポンを差し上げます
  • エレベーターが検査で使用できません
    →階段を使ってください
  • ケータリングを注文します
    →割引セールを行っています

このような形で、TOEICの世界では定番とも言われるようなな流れが毎回と言っていいほど起きます。 

メタ的な発想にはなりますが、そのTOEIC内の世界の事象について詳しくなっておくことも、高得点を取るためにはかなり重要になってきます。

各国の発音に慣れることができる

最後のメリットは、「各国の発音に慣れることができる」と言う点です。

TOEICの公式問題集では本番同様イギリス、アメリカ、オーストラリアなど、各国の発音のナレーターが録音されています。

非公式の問題集では、アメリカ人の方のナレーションだけが入っているものなどもあります。

イギリス、アメリカ、オーストラリアでは本当にそれぞれ発音が異なるので、確実に全ての発音に慣れておくようにしましょう。

TOEIC公式問題集だけでは難しすぎる場合の勉強法

ここからは「TOEIC公式問題集はそもそも難しすぎて…」という方向けの勉強方法です。

具体的には、TOEICのスコアが600点未満の場合は、ここでお伝えする勉強方法も実践してください。

※とはいえ、公式問題集を使った勉強をしなくても良い訳ではありません。あくまでも本記事の勉強内容と併せて行うようにしてください。

TOEIC公式問題集だけでは不安な方のための勉強方法は以下の通りです。

順に解説します。

ご自身に合ったものを選んでぜひ実践してみてください。

基礎的な単語力と文法力を身につける

まず、TOEIC600点未満の方は、基礎的な英語力がまだ足りていない可能性があります。

その場合は、文法と単語それぞれを別々に鍛え上げましょう。

おすすめの教材は、文法であれば『TOEIC(R) テスト600点英文法集中講義』です。

ポケットに入るくらいのサイズ感で持ち運びも楽ちんです。私も初期の頃はこれをひたすら解いてました。

単語帳であれば『TOEIC 金のフレーズ』一択です。

TOEICの単語を極めたいのであれば、絶対に絶対にこの1冊がおすすめです。

この単語帳では600点未満の人から、将来的に900点以上を目指す人でも長く使える一冊です。

TOEICの勉強をしている人であれば、確実にこれは持っておきましょう。

隙間時間に単語教材をリスニング

続いて、隙間時間には単語教材を聞き流しして「リスニング力」と「単語力」を同時にアップさせましょう。

先ほどの金のフレーズ』でも音源が付いてくるので、それをダウンロードして聞くのもありです。

個人的に一番おすすめなのは、Audibleなどのサービスを使って、TOEIC関連の書籍の音源をたくさん流すことです。

◆Audibleとは?

Amazonのが運営している、プロのナレーターが朗読した本をアプリで聴けるサービスです。

今回は英語学習者向けにお話ししてますが、ビジネス書など12万冊以上が聴き放題の対象になるので最強です。

月額1,500円かかりますが、今だと最初の30日間は無料で入れます。

その30日間の間に解約をすれば料金は一切かからないので、試すだけ試すのもありです。

  • キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE 500
  • キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE 600
  • キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE 800
  • キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE 900

今だとこれらの書籍などもAudible対象になっていました!

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※無料期間中に解約すればお金がかかりません。

オンラインのTOEIC特化勉強サービスを使う

また、独学だけでの勉強が不安な場合はオンラインの勉強サービスを活用するのもありです。

しかし、TOEICでスコアを伸ばすことが目的なのであれば、オンライン英会話などはおすすめしません。

必ずTOEIC対策に特化したサービスを使いましょう。

おすすめは以下の2つです。

順に簡単に解説します。

スタディサプリ|TOEIC対策コース

公式サイトhttps://eigosapuri.jp/

運営会社株式会社リクルート
月額3,278円
スタディサプリの特徴
  • TOEIC® L&R TEST20回分相当の問題演習
  • ディクテーションやシャドーイング機能あり
  • 1回5分の講義が580本受け放題

公式問題集20回分の問題演習がある時点で、1ヶ月本気でやるだけでもかなり元がとれますね。

リスニングのシャドーイングもアプリ使って簡単にできるので勉強しやすいです。

\ 7日間無料体験可能/

※7日間無料体験中に解約すれば料金は発生しません

KIRIHARA Online Academy|TOEICに特化したオンライン英会話

公式サイトhttps://academy.kirihara.co.jp/

運営会社株式会社桐原書店
料金2ヶ月集中コース:33,000円〜
KIRIHARA Online Academyの特徴
  • TOEICのスコアアップに特化
  • カリキュラム内に公式問題集の利用あり
  • 2ヶ月の超短期集中型
  • 日本人講師がマンツーマン

こちらは英語関連の教材でかなり有名な桐原書店のオンラインコースです。

何と言ってもおすすめポイントはカリキュラム内に「公式問題集の利用」があること

独学での勉強が不安な方は、2ヶ月間の短期集中コースなどでサクッとハイスコアを獲得しましょう!

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※まずは試してみるのもおすすめ。

まとめ:TOEICの公式問題集だけでもリスニングは伸ばせる

私自身、本記事で紹介したやり方で会社員として働きながらでもリスニングで490点を取得することができました。

毎日最低でも1時間以上はリスニング対策に時間を割いていましたので、決して楽な方法ではないと思います。

ですが、やり続ければ成果は必ず出ますので、より良い人生のためにTOEIC学習を頑張りましょう!

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