新卒で入った会社を3年も勤めないなんて自分はいらない人材なのかな…
仕事できないし、どうせ使えないんだ自分は….
こう思いすぎる必要はないですよ!
私も、新卒でせっかくの思いで入社した会社をすぐに辞めたい…となった時には、かなり自己肯定感も下がり、どうせ自分は…と思っていました。
でも、ぶっちゃけ第二新卒で転職は珍しくないです。
そして、環境を変えたらめちゃくちゃ成果が出た、なんて人は腐るほどいます。
そこで本記事では、第二新卒で転職をする際に「いらない・使えない人」認定をされてしまう人の特徴や、そうならないための方法について解説します。
- 初めての転職で自信を失う必要がない理由
- 使えない・いらないと考えている会社は無視してOKな理由
- いらないと思われる人の特徴
- いらない人材にならないためにすべきこと
- 第二新卒転職を成功させるコツ
この記事を読んでいただければ、転職の際にも使えないいらない人認定はされないはずです。
第二新卒は転職の時期としては最高です。
この記事を最後まで読んで、転職を成功させて自分の人生を生きましょう!
第二新卒での転職で自分はいらない・使えないと思う必要は一切なし
第二新卒で転職をしようと検索窓に打ち込むと、「第二新卒 やめとけ」などのネガティブワードが目立ちます。
そのため、第二新卒の転職はやばいのではないかという気持ちが出て、自信を無くしますよね。
でも実際に、第二新卒で転職を考えているだけで自分のことを「社会不適合社のいらないやつだ」と思う必要は一切ありません。
その理由は以下の通りです。
順に解説していきます。
私も新卒の会社では成果も出ず、自信を無くしましたが、無事第二新卒で成功させました!
第二新卒は実績や自信がなくて当たり前
そもそも、第二新卒では実績や自信がなくて当たり前です。
社会人3年未満であれば、
- そもそも重要な仕事がそもそも任されない
- 配属先や上司などの運要素が大きい
- そこまで大したスキルや経験に差がつかない
のも事実です。
そして何より、企業側も実績がないのはわかってるので、求めてはいません。
マイナビの行った上記の調査によると、企業側が第二新卒に求めているのは以下の2つです。
- 熱意・ポテンシャル
- 入社意欲の高さ
これらに関しては、誰でもアピールすることは可能です。
第二新卒を求めている会社はこれだけある
また、第二新卒を求めている会社はたくさんあります。
中途採用状況調査/株式会社マイナビより引用
こちらもマイナビ転職が行なったアンケート調査になります。
中途採用を行っているうちの62.2%もの企業が第二新卒採用に積極的との回答です。
それもそのはず。3年未満で離職する人ま毎年3割超えてますからね…
また、大企業から優良ベンチャーまで幅広い会社が第二新卒を欲しています。
よく、第二新卒はブラック企業しか受からないとかいう変な噂もありますが、あれも嘘です。詳細は以下の記事で解説をしています。
関連記事:第二新卒はブラック企業しか転職できないは嘘!危険な企業の見分け方を経験者が解説
昨今伸びている会社は第二新卒を積極的に採用している
また、昨今伸びている会社の特徴の一つが、たくさんの第二新卒を採用しているという事実があります。
例えば、最近伸びているIT系やSaas業界の会社は、第二新卒からの中途採用者がメインで活躍しているケースがほとんど。
実際、私の今会社もSaas業界の会社で、メインで活躍しているのは第二新卒で入社した人ばかり。
新卒で集まりやすい会社はやはり知名度がある超大手の有名企業ばかり。
一方で、新卒で人材が担保しきれずに困っている優良企業はごまんとあります。
私も、転職活動を始めた際には実績も自信も0でしたが、「やる気」や「志望理由の強さ」を最大限アピールしてなんとか入社できました。
あんなに頑張って入った会社でも3年も続けられないのか…と悩んでいる人は、むしろ第二新卒は転職において狙い目なので、詳細は下記の記事を読んでみてください。
関連記事:【大嘘】第二新卒は甘いは嘘。逃げでも人生終了でもなく、むしろ狙い目だから転職すべき理由
第二新卒は使えないからいらないと考えている会社は無視してOK
とはいえ、第二新卒はいらない!考えている企業があるのも事実です。
しかし、dodaやリクナビNEXTなどの最大手の求人サイトを見てみても、以下のような求人がたくさんあります。
- 年収500万円以上
- 超有名大企業
- 上場間近のベンチャー企業
- リモート勤務OK
- フレックス勤務OK
私は第二新卒で転職して、フルリモート勤務を手に入れました。
好きなことに時間を使えて最高です….!
逆にいうと、第二新卒を採用している企業には、以下のような特徴があります。
順に解説します。
育成ノウハウに自信がある会社
第二新卒を積極採用している会社では、育成ノウハウに自信があります。
そして、そういう会社では経験がなくてもやる気があれば成果を出させる環境があるわけです。
第二新卒は企業も即戦力として考えていません。
しかし、新卒ほどじゃないにしろ、一定の育成コストをかけるだけで、活躍してくれるであろうと思い採用をしています。
業績を伸ばし続けている会社
また、第二新卒を積極採用している会社は、業績を伸ばしている業界や企業も多いんです。
そもそも、採用活動とは企業にとってかなりのコストがかかる行為。
また、事業が急成長している企業が考えているのは以下のような点です。
- 人材は必要だけど、新卒で採用しきれていない
- 新卒を0から育成するよりも、最低限の社会人スキルがある第二新卒を雇いたい
- リーダーやマネージャーなどのポジションがたくさんでき、その候補を探している
伸びている会社や業界に身を置くことで、次の転職の際に、嫌でも市場価値が上がるのでおすすめです。
実際、私の今の会社でも第二新卒で入社して半年でチームリーダーになったり、その後の転職で年収100万以上UPの事例もたくさん聞いています。
また、当ブログでのおすすめは、現在伸び続けているSaas業界への転職です。
詳細が知りたい方は併せて以下の記事も読んでみてください。
関連記事:【経験者】Saas営業とは?転職におすすめの理由と仕事内容やキャリアパスについて徹底解説
第二新卒で転職する際にいらないと思われる理由や特徴
ここまで、第二新卒でも自信を持って転職しよう!という話をしてきました。
とはいえ、第二新卒の中でも「いらない」「使えない」と言われ、門前払いされる人がいるのも事実です。
過去の私も、新卒1年目の時に初めて転職活動をした際はとにかく門前払い。
しかしその反省点を生かして転職をやり直し、結果として転職を大成功に。
詳細は以下の記事も併せて読んでみてください。
関連記事:20社以上に門前払いされた第二新卒の転職の現実と成功させた体験談を紹介
第二新卒の転職でいらない・使えないと言われてしまう人の特徴は以下の通りです。
順に解説します。
これらに当てはまってしまう人は、一度しっかり考え直してから転職しましょう。
転職の理由を全て人のせいにしている
全て人のせいにし、何も行動していないと思われる転職理由にするのはやめましょう。
柔軟性もなく、困難があるとすぐ辞めると思われてしまいます。
具体的には以下のような転職理由です。
- 会社がおかしい
- 上司がうざい
- 仕事内容がつまんない
- 残業が多すぎる
これらは、転職したい理由の事実として問題はありません。
実際、私の転職したい理由も「仕事内容が合わない」でしたから….
でも、これらを全て「会社のせい」にするのはNGです。
数万社の中からその会社を選んだのは自分自身。
とにかくプライドが高く扱いづらい
プライドが高かったり、実績に驕りが強い場合には注意が必要です。
何度も言いますが、第二新卒に企業側が求めているのは以下の通り。
- 伸び代
- ポテンシャル
- やる気
- 会社にマッチするかどうか
- 育成しやすいか
実績ではなく会社にマッチするか、育成さえすれば成果を出せる人材になるかを求められているということを認識しましょう。
またすぐに短期離職しそうな雰囲気がある
先ほどの転職理由につながりますが、短期離職しそうな雰囲気がある人も企業にとって「いらない人」です。
新卒・既卒問わず、とにかく採用というのは企業側にとって莫大なコストがかかります。
- 採用時の広告費
- 採用後の育成コスト
- 社会保険関係
- 給与・賞与
- 使うツールなど
この人はスグに辞めなそうだ!と思ってもらうためには、しっかりと自己分析をして、転職理由を固める必要があります。
「なぜ、前職はスグ辞めたのに、うちの会社では辞めないという根拠があるのか?」
これをいかに説得力を持って伝えられるかがポイントです。
新卒よりもマナーやスキルがない
大学生よりも基本的な素養がない場合は、企業側はぶっちゃけあなたを採用するメリットが全くありません。
- 正しく敬語が使える
- 給料をもらってる以上仕事として真面目に働く
- 愛想よく会社で振る舞える
- 身だしなみを整える
企業側として、第二新卒にはここまで教えるつもりはありません。
最低限のビジネスマナーはあり、あとはスキルさえ育成すれば即戦力になることを期待しています。
流石に、新卒同様になんでも「教えてください!」というマインドの人は確かに「いらない人材」ですね。
自己分析ができていない 重要
最もいらない人の特徴は「自己分析ができていない人」です。
第二新卒での自己分析ができていないと、全てに一貫性がなくなるんです。
- 転職したい理由
- 志望動機
- どんなキャリアを歩みたいのか
ぶっちゃけ、口がうまい人であれば、転職理由とかもそれっぽいこと言えるんですよね。
でも、しっかりと自己分析ができていないと確実に一貫性のなさを見抜かれて速攻で落ちます。
・自分の強みは何なのか?
・どう、会社に貢献できるのか?
・なぜ、転職したいのか?
・なぜ、次の会社は短期離職しないと言えるのか?
・なぜ、その会社なのか?
上記については、しっかりと体型立てて整理をしていきましょう。
正直、転職活動の中で一番時間がかかる、もしくはかけるべきなのが自己分析と言っても過言ではありません。
自分だけで言語化が難しい場合は、無料の自己分析ツールの活用もありです。
自分の強みの候補を把握
例)向上心
業務内容を思い出しつつ、その強みが生かせたであろう経験と紐付ける
例)毎日業務に対する自己研鑽を1時間以上励んだ
例)誰よりも速攻でキャッチアップして即戦力になる
あくまでも例なので、かなり簡単に書きましたが、このやり方もおすすめ。
ぶっちゃけ、最近の無料診断ツールも賢くなりすぎて、数分でできるのに精度がバカにならないですからね…
これまで数えきれないくらい自己分析ツールを試してきましたが、圧倒的におすすめなのはVIEWというスマホアプリの診断です。
- もちろん無料でできる
- 簡単3分で高精度なAI診断
- おすすめの業界や会社もわかる
一度サクッとやってみて後悔はないはずです。
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第二新卒でいらない人材にならないためにすべきこと
早速、ここからは必要としてもらえる第二新卒になるための戦略について解説をしていきます。
かなり具体的に書いていくので参考にしてください!
具体的には以下の通りです。
順に解説します。
転職理由は必ずポジティブ理由に変換する
転職理由を伝える際には、必ずポジティブに変換をしましょう。
- 自分のスキルを伸ばすため
- 自分の強みを最大限生かすため
- こんな社会貢献につながる仕事をしたいと気づいたから
ちなみに、私の時は、「強みを最大限生かすため」という理由をメインに使っていました。
スキルアップしたいのも、強みを生かしたいのも、あくまでも自分目線でしかありません。
その先に、「どのように御社で貢献できるのか?」と言うのをしっかりと伝えるようにしましょう。
自分目線だけでしか、転職理由を伝えられないと「自分のことしか考えられないからいらない人」となってしまう可能性も上がります。
難しいですが、第二新卒での転職活動では最も聞かれるので、時間をとって整理しましょう。
転職理由に対して自分の行動を交えて話す
また、転職理由をポジティブに変換した後は、自分の過去の行動も交えて話しましょう。
「仕事がつまらない」と言う転職理由は問題ありません。
しかし、以下のようなポイントが一番企業側が注目している点です。
- それに対して自分でアクションを起こしたか?
- 何か解決しようと工夫をしたのか?
企業側に、それならしょうがないね。と思ってもらうことが重要です。
自分の行動なしだと、全て他責思考に聞こえてしまいます。
私も転職の面接の際には、「それに対して君は何かしたの?」と何度も聞かれました….
0からのスタートであることを受け入れる
第二新卒でいらない人と思われないためには、「0からのスタートであること」を受け入れること。
もちろん、新卒入社の会社での経験やスキルを活かしたい!と考えるのは全く問題なしです。
しかし、全てが全て新しい環境で通用するわけではありません。
あくまでも、新卒入社くらいの気持ちで、0から自主的に学びにいく姿勢の方が、第二新卒では好印象です。
私も大企業からの転職で、周りにも優秀な人もたくさんいました。
しかし、転職先では全て0から吸収するぞ!と、良い意味で新卒の気持ちで面接を受けました。
結果として、どの面接でも「素直さ」は評価してもらえました!
転職が目的にならないようにする
転職が目的になっている人も、いらない人認定されるので注意です!
転職はあくまでも手段。
理想の人生や働き方を手に入れるための手段でしかありません。
とりあえず内定さえもらえて、今の仕事さえ辞められれば後先はなんでもOK!と言うスタンスだと、確実に落ちます。
もし、一緒に働くであろうメンバーの方との面接の機会があれば、以下のような質問を積極的にしましょう。
- どんな人が活躍しているのか?
- 入社までにとっておくと便利な資格は?
- 入社までにしておくべき勉強は?
逆質問の際には、とにかく面接官に、あなたが入社した後に活躍しているイメージを持たせれば勝ちです。
第二新卒で必要な人材として転職を成功させるコツ
ここからは、第二新卒の転職を成功させるための、超具体的なコツについて解説をしていきます。
具体的に言うと、以下の3つは必ず意識してください。
順に解説をします。
企業側の目線に立ってとにかく考える
転職をする上で、企業側の目線に立って考えられるかは超重要です。
- 作成する書類
- 志望動機
- 転職理由
- キャリアビジョン
- 強みや弱み
転職に関わる全てのポイントで、相手を意識して作り上げましょう。
例えば、以下の通り。
- この書類は相手が読みやすいか?
- この志望動機は知らない人が聞いても納得できるか?
- キャリアビジョンは誰でも理解できるか?
当たり前のように聞こえますが、意外と難しいんです。
私も転職失敗した時はこれができていませんでした。
また、ぶっちゃけ相手の面接官もイチサラリーマンです。
・その人にとって、どんな人を採用したら上司に褒められるか?
・その人にとって、どんな人を採用したら会社に怒られるのか?
ここまでの粒度で相手のことを考えて面接対策できる人はいないので、結構無双できるはずです。
第三者からのアドバイスを積極的に取り入れる
また、第三者からのアドバイスや助言を必ず取り入れましょう。
初めての転職活動であればなおさらです。
私は一人でやっていた時は、書類選考もバンバン落ちて面接も落ち続けました….
可能であれば、転職理由から志望動機まで一貫性があるかどうか、矛盾点がないかどうか、などは友人などに確認してもらうといいでしょう。
また、1番のおすすめは転職エージェントへの相談です。
転職エージェントは完全無料で使えて、以下のようなことをしてくれます。
- 書類の添削
- 自己分析の深堀
- 企業ごとの面接対策
- スケジュール調整
- 年収交渉
ただ、注意が必要なのは、エージェントも人間なので当たり外れがあると言うこと。
なので、最低でも2~3社へのエージェントへ登録して、セカンドオピニオンをもらいましょう。
その中で一番信用できると思ったエージェントを中心に転職活動を進めるのがおすすめです。
私は本当に信頼できる人に会うまで5社登録しました。
第二新卒に強い転職エージェントを利用する
転職エージェントを活用する際には、「超大手」か「第二新卒に特化した」転職エージェントを使いましょう。
実は、世の中に転職エージェントは無数にあるのですが、変なところを利用しても大したサポートも受けられずに時間を無駄にする可能性が高いです。
個人的なおすすめは、以下の組み合わせです。
・超大手から1~2社
担当者ひとりひとりのレベルが高く、優秀なサポートが受けられる。また、求人数も豊富なため、安心感がある。
・第二新卒特化から1~2社
求人数は最大手に劣るものの、第二新卒向けのエージェントは1人に対してかなり手厚いサポートがある会社が多い。
私が転職をした際には、最終的にdodaの担当者に添削してもらった書類が優秀すぎたので、他のエージェント経由で応募する時も使いまわしてました!
ちなみに、第二新卒におすすめの転職エージェントは以下の通りです。
・doda※イチオシ。迷ったらここ
公式サイト:https://doda.jp/
最大手の中でも20代転職に強い。サポートの手厚さと求人数が圧倒的。
・リクルートエージェント
公式サイト:https://www.r-agent.com/
転職といったらリクルート。担当者がとにかく超優秀な人が多い印象。求人数もNo.1
・第二新卒エージェントneo※イチオシ
公式サイト:https://www.daini-agent.jp/
第二新卒特化の中では実績No.1でサポートの手厚さが圧倒的。
・ウズキャリ第二新卒
公式サイト:https://daini2.co.jp/
ブラック企業を徹底排除を謳っており、ウズキャリの求人のホワイトレベルがかなり高い。
いずれももちろん全て完全無料で使えます。
迷った時は業界最大手のdodaと第二新卒エージェントneoの2社にまずは登録しておきましょう。
特にdodaは転職サイト機能もあり、自分のペースで求人を見るだけにも使えるので損はないはずです。
また、詳細の転職エージェントについては以下の記事でもかなり詳しく解説しています。
関連記事:第二新卒や未経験に強いおすすめの転職エージェントランキング
まとめ:一概に第二新卒だからっていらない人材だと思う必要はなし
3年未満で退職をするという理由だけで「自分はいらない人材だ…」と悲観的になる必要は一切ありません。
いらない人材は、社会人何年目だろうといらない人材のままです。
綺麗事のようですが、一番大切なのはしっかりと自己分析をして、第三者に相談しつつ、企業側に意思を伝えること。
やる気やポテンシャルをアピールできれば第二新卒での転職は成功したようなものです。
転職エージェントに登録するたった5分の時間で、将来の人生を大きく変えるかもしれません。
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