
結局、大手企業の方がいい気がする、、、



いや、成長するならベンチャーか?



今回は、こんな悩みを解決する記事となります。
- SaaS転職で「スタートアップ or 大手」で悩む人が急増している理由
- SaaSスタートアップに転職するメリット・デメリット
- SaaS大手企業に転職するメリット・デメリット
- タイプ別!あなたに向いているのはどっち?診断チャート付き



また、Saas業界の方が転職におすすめの転職エージェントについては以下の記事で詳しく解説しているので必ず参考にしてみてください。
関連記事【現役営業が厳選】Saas営業に強いおすすめの転職エージェントと転職サイト10選【2025年|最新版】


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SaaS転職で「スタートアップ or 大手」で悩む人が急増している理由
SaaS業界の拡大とともに、スタートアップと大手企業、どちらの環境でキャリアを築くべきか悩む人が増えています
転職サイトでも「SaaS スタートアップ 転職」「SaaS 大手企業 メリット」といった検索が増えており、その背景にはキャリア観の多様化と情報格差があります。
キャリアの選択肢が多様化するSaaS業界
2020年以降、日本でもSaaSスタートアップが急増。資金調達を背景に大量採用を進める企業が増え、一方でfreee、マネーフォワード、Sansanなど大手化したSaaS企業も安定志向の人に人気です。
営業職やカスタマーサクセス職で、「成長できる環境で働きたい」と願う人にとって、どちらを選ぶかは極めて重要です。
未経験者・経験者どちらにも選択の壁がある
- 未経験者は、研修やサポートが手厚い大手を希望する一方、「チャレンジ環境」を求めてスタートアップも視野に入れます。
- 経験者は、年収やポジションを求める中で、スタートアップでの「責任ある役割」か、大手での「安定した昇進ルート」かで悩みがちです。


スタートアップと大手、それぞれの定義とは?
SaaSスタートアップの特徴とは
SaaSスタートアップとは、設立から5〜7年以内で、従業員数が10〜150名程度の新興企業を指すことが多いです。特に資金調達直後は採用が加速し、以下のような特徴を持ちます:
- 組織や制度が未整備
- 業務範囲が広く「なんでも屋」的
- 経営層との距離が近い
- 事業・営業のPDCAが高速で回る
- 急成長が期待できるが倒産リスクもある


SaaS大手企業の定義と代表例
大手SaaS企業は、以下のような条件を満たす企業です:
- 上場または資金調達総額が多く安定性が高い
- 従業員数300人以上
- 明確な職種分化とマネジメント体制
代表例:
- マネーフォワード
- freee
- Sansan
- Cybozu(kintone)
- SmartHR


SaaSスタートアップに転職するメリット・デメリット
メリット①:圧倒的な裁量とスピード感
スタートアップでは、意思決定が速く、営業やCSでも新施策を自分の提案で実行できることが多々あります。若いうちからリーダー経験を積める可能性も高いです。
メリット②:事業の全体像が見える/成長実感がある
少人数だからこそ、プロダクト開発〜カスタマーサクセスまでの流れが見えやすく、SaaSビジネスの理解が一気に深まります。これにより、次の転職でも価値が高まるスキルが身につきやすいです。
デメリット①:体制の未整備/教育環境に課題
マニュアルや研修制度が整っていないことも多く、「放置されがち」と感じるケースも。特に未経験者は、自走力が求められる点に注意が必要です。
デメリット②:年収や福利厚生の不安定さ
給与体系も柔軟な分、業績連動でボーナスが変動したり、社会保険や休暇制度が不十分なこともあります。安定志向の方には不向きです。
SaaS大手企業に転職するメリット・デメリット
メリット①:安定した収入と福利厚生
大手SaaS企業は資金基盤が安定しており、給与や賞与、福利厚生も整っています。リモートワーク制度、フレックス、産育休の制度などもあり、ライフステージに合わせた働き方がしやすいです。
メリット②:教育体制やキャリアパスが明確
オンボーディングの仕組みが整備されていることが多く、未経験でも段階的に成長できる環境があります。また、営業→リーダー→マネージャーといった昇格フローも明確で、長期的なキャリア設計がしやすいのも魅力です。
デメリット①:意思決定が遅く、裁量が小さい場合も
階層が多く、稟議のプロセスが長くなりやすいため、スピード感を重視する人にはストレスになることも。施策の自由度はスタートアップより制限される傾向にあります。
デメリット②:成長実感やスピード感に欠けるケースも
役割分担が明確な反面、特定の業務に閉じることで「ビジネスを動かしている感覚が薄い」と感じることも。自律的に動きたいタイプには物足りなさを覚える可能性があります。
タイプ別!あなたに向いているのはどっち?診断チャート付き
キャリアの正解は人それぞれ。以下のような価値観で選び方が変わります。
質問 | Aならスタートアップ向き | Bなら大手向き |
---|---|---|
裁量がほしい? | 小さな組織で自由に動きたい | 明確な役割で確実に実績を積みたい |
スピード感は? | 早く成果を出したい | 安定的に段階を踏みたい |
組織文化は? | フラットで挑戦を歓迎する | 安定していて仕組みが整っている |
キャリアの軸は? | 多様なスキルを早く身に着けたい | 専門領域を深掘りしたい |
スタートアップと大手で異なる選考ポイントとは?
求められる人材像と面接対策の違い
項目 | スタートアップ | 大手SaaS |
---|---|---|
求められる人物像 | 自走力・柔軟性・変化対応力 | 協調性・継続性・ロジカルさ |
面接傾向 | カジュアル・スピード重視 | フォーマル・論理性重視 |
選考フロー | 1〜2回/即決もあり | 3〜4回/一貫したプロセス |
スタートアップでは「即戦力性」が評価されやすく、大手は「安定して成果を出す」ことが重視されます。


どっちが得?年収・キャリア・働き方の3大比較表
項目 | スタートアップ | 大手SaaS |
---|---|---|
平均年収 | 400〜700万(成果連動) | 500〜900万(制度安定) |
昇進スピード | 早い(数ヶ月で昇格も) | 徐々に(年単位) |
スキルの幅 | 広くなりやすい(営業+CSなど) | 深堀りが可能(専門領域) |
働き方 | フルリモート・フレックス増加中 | 制度完備・安定 |
実体験インタビュー:転職経験者が語る決め手と現実
Aさん(27歳・元広告営業→スタートアップSaaS)
「最初はカオスでした。でも、半年後にはリード獲得から契約まで1人で回せるようになった。プレッシャーもあるけど、自分の成長が実感できるのが楽しい」
Bさん(30歳・元SIer→大手SaaS企業)
「研修制度がしっかりしていて、未経験の私でも安心だった。徐々に裁量が増え、いまはリーダーポジションに挑戦中。家庭との両立もしやすいのが大手の魅力ですね」
SaaS転職で後悔しないための選び方5か条
SaaS業界での転職は、自分のキャリアの方向性を大きく左右します。ここでは、スタートアップと大手企業どちらに進むとしても後悔しないための5つの判断基準をご紹介します。
① 企業文化との相性を最優先にする
職場での満足度は、給与やポジションよりも文化の相性に左右されることが多いです。自由・変化・スピード感を重視するならスタートアップ、安定・制度・協調性を重視するなら大手が向いています。
② 長期キャリアの視点で判断する
目先の年収やポジションだけでなく、5年後、10年後のキャリア像に合っているかを考えましょう。経験を積みたいのか、マネジメントに進みたいのか、起業を視野に入れているのかでも選ぶべき企業が変わります。
③ 情報収集を徹底する(できればOB訪問)
求人票や企業HPだけでは分からない部分は、口コミ・社員インタビュー・OB訪問などで裏取りをしましょう。エージェントに聞くのも有効です。
④ 自分の強みが活かせる環境かを見極める
「営業力を活かしたい」「調整力を評価されたい」など、自分が価値を発揮できる場があるかどうかがカギです。求人情報だけでなく、職種や役割に注目しましょう。
⑤ 最終的には“納得感”を大切にする
どちらを選ぶにせよ、最後は**「自分で決めた」という納得感**が後悔を防ぎます。他人の意見に流されず、自分の価値観に正直に選びましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. スタートアップは本当にハードワークですか?
確かに忙しい時期はありますが、企業によっては働き方改革が進み、**フレックス制度や完全リモートを導入しているケースも増えています。**ワークライフバランスは会社ごとに差があります。
Q2. 大手企業のSaaS営業でもキャリアは広がりますか?
はい。大手では異動や昇進、社内転職のチャンスが多いため、複数のキャリアパスを描くことが可能です。カスタマーサクセスや企画、マネジメントへの道もあります。
Q3. 年収はどちらの方が高い傾向にありますか?
初年度は大手の方が高いケースが多いですが、**成果連動型のスタートアップでは、短期間で大手を超える収入を得ることもあります。**特にインセンティブが強い営業ポジションでは顕著です。
Q4. 転職後に後悔しないためのポイントは?
企業選びの軸を持ち、自分にとって譲れない条件(成長、安定、報酬など)を明確にすることです。また、複数社を比較して「なぜその企業にしたのか」を言語化しておきましょう。
Q5. スタートアップの見極め方には何がありますか?
資金調達状況、代表者の経歴、離職率、事業の成長フェーズなどを見ましょう。「なぜ今採用を強化しているのか?」という背景を確認することも重要です。
Q6. 両方受ける場合の応募順や注意点は?
先に選考スピードの速いスタートアップを進め、大手の選考が始まったら比較するのが一般的です。どちらにも同じ志望動機を使わないよう注意し、企業ごとの文脈に合わせた準備をしましょう。
まとめ:後悔しないSaaS転職のために、自分の「軸」を持とう
SaaS業界は今まさに人材流動が加速している成長市場。スタートアップと大手、どちらにもメリット・デメリットがあり、「どっちが得か?」に絶対の正解はありません。
しかし、自分の価値観・強み・キャリアビジョンを正しく理解し、それに合った企業を選べば、後悔のない転職が実現できます。
迷ったときは、エージェントに相談するのも一つの手。自分の軸を明確にした上で、最適なキャリアの一歩を踏み出しましょう。