【本音】インサイドセールスに向いている人と向いていない人の特徴を経験者が語る

インサイドセールスに転職しようか迷ってるけど不安すぎる…
ぶっちゃけテレアポするのとか嫌なんだけど…

今回はこんな悩みを解決する記事になります。

昨今、急激に需要の高まっているインサイドセールスですが、向き不向きがあるのは事実。

インサイドセールスは、合う合わないが確実に存在する職種です。


私は実際に、2社にてインサイドセールスやチームの立ち上げを行なったのち、現在ではフィールドセールスとして勤務をしています。

今回はそんな自身の経験も踏まえて、インサイドセールスに向いている人・向いていない人の特徴を実際の業務に紐付けてお伝えします。

この記事でわかること
  • インサイドセールスに向いている人、向いていない人の特徴
  • インサイドセールスへの転職の際の企業の見極め方
  • インサイドセールスのその後のキャリアパス

ちなみに、インサイドセールスへの転職を考えているのであれば、その内情をよく知っている専門のエージェントに必ず一度は相談しましょう。
正直、「インサイドセールス」とは名ばかりで、テレアポとほぼ変わらない業務を行なわされるケースもあるそうです。

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関連記事Saas営業は難しい?きついと言われる理由を経験者が解説

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目次

そもそもインサイドセールスとは?

インサイドセールスの業務内容の図解
インサイドセールスとは

インサイドセールスとは、電話やメールなどの手法を用いて見込み顧客にアプローチをする内勤営業です。

働き方や人手不足が一つ大きな課題になっている中で、その効率性が注目を集めている営業スタイル。

マーケティングからインサイドセールス、そしてフィールドセールスへと営業プロセスが細分化されたものです。

具体的には、マーケティング部門が獲得してきた見込み顧客に対して電話やメールでアプローチをし、フィールドセールスへ引き継ぐのが主な役割です。

インサイドセールスの具体的な業務内容や、テレアポとの違いに関しては以下の記事で詳しく解説をしています。

関連記事インサイドセールスとは?将来性や業務内容、テレアポとの違いを経験者が徹底解説

関連記事【現役が語る】Saas業界のインサイドセールスの平均年収は約500万円?年収を上げる方法も

インサイドセールスに向いている人の特徴

結局、私はインサイドセールスに向いているのだろうか…

インサイドセールスに向いている人の特徴として、よく挙げられるのが、「コミュニケーション能力のある人」

しかし、それは営業以外のどんな職種でも基本的に必要な能力です。

今回は、より具体的な業務に紐づけて書きますので、イメージがしやすいと思います。

向いている人の特徴は以下の通りです。

向いている人の特徴

一つずつ順に解説をしていきます。

知らない人と電話で会話をすることが苦ではない

知らない人と電話越しで会話をするのが苦ではない人には向いています。

電話とメールが主なアプローチ手法になるためです。

具体的には、1日に数十件の見込み顧客に電話をします。

そして、ヒアリングや資料送付などアプローチを中長期で継続をし、アポイントの獲得を目指すのが仕事です。

通常の対面での営業とは異なり、相手の顔が見えない状態でのコミュニケーションが向かない人にはストレスになるかもしれません。

自分の未熟さを素直に認めて改善できる人

自分の非を素直に認められる人にはインサイドセールスは最適です。

テレアポと大きく違う点は、インサイドセールスは「アポイント」だけではなく、その後のフィールドセールスの成約が本質的なゴールです。

そのため、実際に商談を行うフィールドセールスからのフィードバックを受けてパス質を改善する必要があります。

日次ベースでの改善や、アポイントの質を高め続ける必要性があるため、自分に圧倒的な自信やプライドが高い人には苦しいかもしれません。

しっかりと意見を伝えることのできる人

自分の意見をしっかりと伝えることができる人にもインサイドセールスはおすすめです。

インサイドセールスの価値は「見込み顧客の気づいていない潜在的な課題に気づかせること」にあるからです。

例えば、電話の中で顧客が「特にうちは特に課題がないので御社のサービスは必要ないです。」と言っていた場合。

それが将来的に課題となるとこちらが気づいた場合は、しっかりと意見を伝えて気づかせてあげる必要があります。

そのため、時には相手にしっかりと意見を伝えれる人が好ましいです。

変化を楽しむことのできる人

毎日の変化を柔軟に楽しめる人にもインサイドセールスは向いています。

なぜなら、インサイドセールスという職種や営業モデル自体がまだまだ未発展

また、そもそもインサイドセールスなどの分業スタイルを取り入れている会社は、Saas系企業やベンチャー系の未成熟企業も多いです。

毎日のように仕事の進め方が変わるケースも。昨日と今日で全く違うやり方ということも珍しくありません。

このような変化を楽しめる人にはおすすめの職種です。

インサイドセールスに向いていない人の特徴

ここからは、インサイドセールスに向いていない人の特徴についてです。

インサイドセールスは未経験からでも募集している企業が多く、スキルや成果は必ず努力次第で伸ばすことができます。

ですが、根本の部分で向いていない場合は、継続も難しいと思いますので、参考にしてみてください。

インサイドセールスに向いていない人の特徴は以下の通りです。

向いていない人の特徴

また、実体験をもとにしたインサイドセールスとして辛かった点などは以下の記事で詳しく解説をしています。

関連記事インサイドセールスが辛い、辞めたいと感じる瞬間とその対処法

こまめにメールや電話をするのが苦手な人

こまめに顧客と接点を持ち続けるのが苦手な人は向きません。

テレアポと違い、インサイドセールスは一度電話をして断られて終わりではないためです。

一度断られても継続的に情報提供やナーチャリング(顧客育成)をし、必要性に気づいてもらう必要があります。

まめに顧客に連絡をするのが苦手ない人にも向かない職種です。

チームワークが苦手な人

個人だけでの成果を追い求めたり、チームでの活動が苦手な人には向きません。

従来の営業とは異なり、1つの成約のためにマーケティングからフィールドセールスと多岐に渡る人が関わるためです。

インサイドセールスかアプローチをする見込み顧客はマーケティングが創出してきたもの。

そしてインサイドセールスが獲得した商談を実際に行うのはフィールドセールスです。

それぞれの部署の橋渡し的なポジションになります。

そのため、チームワークが苦手な人にはおすすめしません。

完璧を求めすぎてしまう人

完璧やマニュアルを求めてしまう人にも向きません。

私自信、大企業でオペレーションなどが完全に整備された会社からベンチャー企業へ転職をしました。

その時に一番驚いたのが、やり方から正解まで何も整備されていない点です。

失敗や成果の出ない時期もありますし、過去のノウハウが急に通用しなくなるのが、Saas企業やベンチャー企業の特徴でもあります。

完璧さやマニュアル、正解を求めすぎてしまう人にはインサイドセールスは難しいかもしれません。

成長意欲のない人

成長する意欲のない人にもインサイドセールスは難しいかもしれません。

基本的にインサイドセールスに終わりはなく、常にアポの質の向上や、アポ数の上昇などを目指す必要があります。

そのため、時代の流れや競合他社に関するインプットなどを継続的に行う必要があります。

他部署と適切な連携を取るために、自分の範囲外のマーケティング関連の知識のインプットなども必要になってきます。

新しい経験はしたくない、毎日同じ繰り返しが良い!という人には向かないかも。

インサイドセールスを採用している会社とは

インサイドセールスを採用している会社ってどう言う会社?

最近伸びているSaas系の企業を中心に、インサイドセールスを導入している企業が増えています。

実際、dodaなどの求人サイトで職種名にインサイドセールスと含まれる求人を調べると、以下の通りです。

インサイドセールス募集中の企業規模
インサイドセールス募集中の企業規模

実際のこちらの図を見ても分かる通り、募集している企業は大企業から数名規模の会社まで様々です。

関連記事【2023年版・20選】転職におすすめな代表的な日系Saas企業を紹介

インサイドセールスにも色々ある

インサイドセールスならどれも同じ?

インサイドセールスとは名ばかりで、実際にはテレアポ業務だけの会社もあるので注意が必要です!

実際には、インサイドセールスという名前だけで、実際にはテレアポ業務に近しい会社があるのも事実。

いわゆるインサイドセールスなどの分業営業スタイルは『The Model』というアメリカの超大手Saas企業セールスフォース社が採用をして話題になった手法です。

そのため、Saas系企業のインサイドセールス職が一番キャリアパスも広げやすいため、おすすめしています。

確認すべき質問例
  1. The Modelを採用しているのか
  2. 業務の中に顧客育成(ナーチャリング)があるか
  3. 目標はアポ数だけではなく、成約数などの指標も追っているのか
  4. 通話時間や通電率などで分析を行なっているのか

上記のような質問をしてみて、「Yes」が帰ってくる企業をおすすめしています。

聞きづらい場合は、転職する際にエージェントに確認をしましょう。詳しい担当者であれば、この辺りは間違いなく教えてくれるはずです。

また、Saas営業についての詳細は以下の記事でも説明しているので参考にしてみてください!

関連記事【経験者】Saas営業とは?転職におすすめの理由と仕事内容やキャリアパスついて徹底解説

インサイドセールスとその後のキャリアパスについて

インサイドセールスのその後のキャリアパスってどんな感じ?

一般の営業以外の要素も多い職種のため、キャリアパスは様々です。

インサイドセールスの経験者の次のステップとしては、以下のようなものがあります。

実際に、私の会社の同期でも多かったキャリアパスを紹介します。

よくあるキャリアパス
  1. インサイドセールスへのマネージャー
  2. フィールドセールス
  3. 新規事業の立ち上げ
  4. マーケター

一番多いパターンは「インサイドセールスのマネージャー」と「フィールドセールス」です。

インサイドセールスのチームを率いて組織育成をしていくパターン。

そしてフィールドセールスとして、インサイドセールスでの知見を活かして実際に商談をしていくパターンです。

また、そのほかにもマーケティング要素の多い職種のため、マーケターとして活躍している人も

その中でも、スタートアップやSaasベンチャーにとってインサイドセールス部門の立ち上げは必須な上、経験者も少ないため、そのような道へ行く人もいます。

関連記事【Saas】フィールドセールスとは?インサイドセールスとの違いと業務内容を経験者が解説

関連記事【Saas営業】フィールドセールスに向いてる人の特徴と実際に辛いと感じる瞬間

まとめ:インサイドセールスには向き不向きがあり、企業の見極めも大切

記事のまとめ
  • インサイドセールスには向き不向きがある
  • インサイドセールスならSaas系企業がおすすめ
  • キャリアパスも様々なので経験して損はないポジション

インサイドセールスやSaas営業はこれからも確実に需要の伸びていくポジションです。

このタイミングで経験をしておくと、将来的なキャリアパスにも非常に繋げやすいです。

営業職で転職を考えている方には、間違いなく検討の候補に入れて良いと思います。

また、当ブログでは、「20代向けSaas営業職への転職」について発信しております。

ぜひ他の記事も参考にしてください。

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