【Saas営業】フィールドセールスとは?インサイドセールスとの違いと業務内容を経験者が解説

Saas営業のフィールドセールス考えてるから実際の業務を知りたい!

営業でもリモートワークで働きたい!

今回はこんな方に向けた記事になっています。

最近では営業職の在り方も変わってきて、リモートワークもできるフィールドセールスの需要がSaas系企業を中心に伸びてきています。

営業職でも、リモートワークで仕事したいと思っている方多いですよね!

この記事でわかること
  • フィールドセールスの具体的な仕事内容
  • フィールドセールスに向いている人
  • フィールドセールスへの転職を成功させる方法

私自身も、Saas業界でインサイドセールスからフィールドセールスまで経験し、今ではフルリモートで働いてます。

というわけで本記事では、フィールドセールスの具体的な業務内容や、転職に成功させる方法まで具体的にお伝えします。

最後まで読んでいただければ、自由で理想的な働き方へと一歩近づくことができるはずです!

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目次

Saas業界におけるフィールドセールスとは

Saas営業の解説画像/TheModel

Saas業界では一般的に営業プロセスが細分化され、分業制になっています。

いわゆるThe Modelと呼ばれるセールスモデルです。

フィールドセールスは、実際にお客様と対面して商談を行い、契約を結ぶまでを担当します。

The Modelについて詳細が気になる方は下記の記事も参考にしてみてください。

関連記事Saas営業とは?転職におすすめの理由と仕事内容やキャリアパスについて解説

フィールドセールスとインサイドセールスは目的が違う

フィールドセールスとインサイドセールスの違いは?

インサイドセールスは、あくまでも商談を設定することが目的なので、実際に商談は行いません。

フィールドセールスは、インサイドセールスが設定したアポイントやヒアリング情報をもとに、準備から実際の商談までを行うポジションです。

フィールドセールスはアポ取りなどの前工程が不要になるため、1日に5~6件の商談が可能になり、かなり営業が効率化されます。

とはいえ、実際の現場ではインサイドセールスからフィールドセールスにポジションを変えたり、その逆もよくある例です。

関連記事【現役が語る】Saas業界のインサイドセールスの平均年収は約500万円?年収を上げる方法も

フィールドセールスの業務内容について

実際のフィールドセールスの具体的な業務内容は以下の4つです。

もちろん、これ以外にも数字の振り返りや、進捗案件の整理なども行いますが、メインはこの4つです。

順に解説をしていきます。

商談準備&商談まで

インサイドセールスが電話やメールでヒアリングした内容をもとに、準備をします。

  • この業界であれば、こんな困りごとがありそう
  • 自社のサービスでこんなことが解決できそう
  • 同業界だとこういう事例があるな
  • 担当者の役職的にこの情報が訴求しそうだ

必要に応じて資料の追加作成なども行います。

実際に商談は、基本的には最近ではオンラインで行うことがほとんど。Saas企業は物理的なサービスを持っていない上に、全国の会社に営業をするからです。

そして商談内では、より詳しい顧客の情報を聞き出し、潜在的なニーズを顕在化させていきます。

課題に先方が気づき始めたら、実際に自社サービスの提案をして、成約を目指すのが一連の流れです。

商談後のフォロー

商談中に即決で契約を結べるに越したことはないですが、実際にはそれは難しいです。

BtoBの法人営業のため、社内稟議を通したり、社内での調整が必要なためです。

商談後も定期的に顧客にメールや電話でフォローを行っていきます。

  • 社内展開するために必要な資料はないか?
  • どんな点がネックになっているか?
  • 競合他社からの提案状況は?

相手も色々な会社から提案を受けているケースが多いため、「どの製品がどんな特徴か」を忘れてしまっているケースも多いんです。

そのために定期的にフォローをして、先方のニーズや課題を整理してあげる必要があります。

インサイドセールスへのフィードバック

インサイドセールスへのフィードバックも重要な業務の一つです。

  • もっとこういうヒアリングをしてほしい
  • こういうターゲットの商談設定が理想
  • 前回のアポイントの良かった点

上記のような部分をフィードバックすることで、インサイドセールスからのパスの質を上げていきます。

成約率の高い商談を増やすためにかなり重要です。

マーケティングへのフィードバック

また、マーケティング部門へもフィードバックを行います。

フィールドセールスが商談の中で実際に聞いたお客様の生の声は非常に価値が高いんです。

例えば、以下のような声です。

  • こういう理由での失注が多い
  • 弊社サービスのターゲットからずれている
  • こういう訴求を広告で出せば、もっと見込み顧客増やせそう

マーケティング部門が獲得してくる見込み顧客の質を上げていくことで、インサイドセールスのパスの数や質から、フィールドセールスの成約率にまで大きく影響があります。

営業の転職先にSaas企業のフィールドセールスがおすすめな理由

うん、なんかフィールドセールス大変そうですね,,,
今からフィールドセールスへの転職ってどうですか?

今から営業職で転職をするなら本当にSaas企業はおすすめです。

ここからは、フィールドセールスがいかに営業職の次のキャリアにとっておすすめなのかをお伝えします。

順に具体的に解説をしていきます。

アポを自分で取る必要がない

アポを自分で取る必要がないのが個人的にかなり魅力的です。

商談は好きだけど、「新規開拓」とか「テレアポ」は嫌い。

まさに!アポ取りがないだけで、商談に集中できるので営業が楽しいです。

私自身もどちらかというと飛び込み営業とかが非常に嫌いでSaas業界に転職したので、まさに正解でした。

営業は好きだけど、泥臭い営業はしたくない!という人には本気でおすすめです。

自由な働き方ができる可能性が高い

Saas企業では、かなり自由な働き方を推奨している企業が多いです。

そもそも「働き方の効率化」や「リモートワーク」に役立つツールを扱っているケースが多いからです。

それなのに自社の社員の働き方は堅苦しいなんてないですよね。

営業職でもリモートワークをしたい!自由な髪型や自由な服装で働きたい!という人には最高の職場です。

営業スキルが飛躍的に向上する

Saas企業の営業スタイルだと、圧倒的に昇段に対する経験値を積むことができます。

アポ取りから商談、アフターフォローまで一気通貫で行っている場合、経験できるのは多くても1日に1~2件でしょう。

でも、Saas営業であれば1日に5~6件の商談経験を積むことができ、営業としてのスキルアップの速度が半端無いです。

正直、午前よりも午後の方が成長してるなって感じることもあるレベルです。

市場価値が高く、転職で年収UPしやすい

Saas営業の大きな魅力は「再現性が高い」のと「Saas業界内での転職が当たり前」の2つです。

Saas営業で求められるヒアリング力や仮説、目標まで逆算して計画を立てる力などは、どこの企業に行っても役立つスキルです。

そのため、Saas企業内での転職で年収が100万円以上もアップするケースも全然あります。

その転職自体も1~2年でする人も多いので、将来的にみても年収アップが望みやすいんです。

Saasのフィールドセールスに向いてない人・向いてる人

ここからは、Saas企業におけるフィールドセールスの向き不向きについてです。

営業職といえども、色々な営業スタイルがあります。

いくら現職で成果を出していようとも、そのやり方や性格次第ではSaas営業に向かない可能性もあります。

長くなるので、詳細については「フィールドセールスに向いてる人の特徴と実際に辛いと感じる瞬間」を読んでみてください。

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フィールドセールスに向いてない人の特徴

フィールドセールスに向いていない人の特徴は以下の3つです。

フィールドセールスに向いていない人
  • 一人だけで仕事を完結させたい
  • ゴリゴリ根性の営業スタイル
  • 色々な商品を売りたい人

Saasの営業は、どうしても絶対的にチーム戦になります。商談の獲得はインサイドセールスが行うし、その見込み顧客はマーケティングが獲得するからです。

また、Saasの営業ではとにかく数字。数字で分析を行います。

受注率、初回商談日からの経過日数、担当者のレイヤー、顧客単価などなどひたすらロジックで改善点を見つけます。

そのため、根性論だけで営業は売るんだ!という人には向きませんね。

また、Saas企業はでは基本的に1種類のサービスを販売しているので、ガンガン新しい製品を売りたい!という人も飽きてしまうかもです。

フィールドセールスに向いてる人の特徴

フィールドセールスに向いてる人の特徴は以下の3つです。

フィールドセールスに向いている人
  • とにかく営業としての経験値を積みたい
  • 定量的な振り返りが得意
  • 自分の弱点を把握している人

数をこなし、定量的に振り返り、自分の営業スキルを圧倒的に伸ばしたい!という人には最高の環境です。

また、定量的な自己分析や報告が求められるので、数字での振り返りが得意な人は社内でも評価され、昇進スピードも上がります。

正直、成約できないのは「インサイドセールスからのパスがひどい」っていくらでも言い訳はできるんです。

そうではなくて現状を変えるために何ができるかを考えて、自分のできることを自主的に見つけられる人にはかなり向いてますよ。

フィールドセールスへ転職するには転職エージェントの活用が必須

フィールドセールスとして転職をする際の注意点や攻略法について解説をしていきます。

結論、フィールドセールスへの転職を成功させるためには転職エージェントの活用が必須です。

転職エージェントの活用が必須な理由
  1. 優良のSaas企業/ベンチャー企業を見つけるため
  2. 内定を貰いやすくするため
  3. 転職エージェントしか持っていない情報があるため
  4. 未経験でも有利に転職するため

ここはかなり重要なので、一つずつ解説していきます。

関連記事【厳選】Saas営業への転職におすすめの転職エージェントと転職サイト

優良のSaas企業/ベンチャー企業を見つけるため

優良のSaas企業やベンチャー企業を見つけるためには転職エージェントの活用が必須です。

理由は以下の通りです。

  • Saas企業はとにかく数が多い。
  • 発展途上のベンチャー企業も多く、情報が出回っていない。
  • 採用を1年中やっているわけではないため、情報をチェックしておく必要がある。
  • 非公開求人も持っている。

Saas企業はベンチャーも多く、情報を集めるのに一苦労です。

また、成長フェーズに中途を募集していたけど、1ヶ月後にはもう募集をしていないということもザラにあります。

転職エージェントの力を借りなければ自分一人で定期的に各社の求人情報を調べるハメに。
非公開求人の情報も持っているため、選りすぐりの企業に出会える可能性も上がります。

内定を貰いやすくするため

続いての理由は内定を貰いやすくするためです。

募集数が多すぎるために勝手に足切りされて採用見送りのパターンもあります。

しかし、エージェント経由であれば数も絞っているため、しっかりと求職者の書類や面接を対応してくれる可能性も上がります。

職務経歴書の添削や面接対策もやってくれます。
ここはもうプロに任せましょう。

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転職エージェントにしか持っていない情報があるため

転職エージェントにしか持っていない情報も徹底的に活用しましょう。

具体的には以下のようなイメージです。

  • 過去の内定者の経歴などは?
  • 面接ではどんな質問をされる?
  • 通りやすい人物像はどんな人?

転職はとにかく情報戦。

特にSaas営業はその企業によって成果の出しやすさも大きく変わります。

これらの情報はどこを調べても出てくるものではないので、必ず有利に選考を進められます。

未経験でも有利に転職するため

Saas業界未経験、法人営業未経験などからの転職を考えている場合は、必ず転職エージェントを活用しましょう。

未経験からのSaas営業への転職は可能です。

しかし未経験の場合、インサイドセールスを半年〜1年ほど経験してからフィールドセールスになるパターンが多いです。

インサイドセールスではなく「フィールドセールスとして働きたい!」という場合はその相談にも乗ってくれますし、エージェントを介して年収交渉もしてくれますよ。

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フィールドセールスは年収UPや自由な働き方を求める人におすすめ

この記事でわかること
  • フィールドセールスはSaas企業において商談を実際にするポジション
  • 市場価値や将来性も高く、営業職のキャリアとしておすすめ
  • 優良Saas企業は転職エージェントを活用して効率的に探すべし

フィールドセールスは、営業職だけどリモートで働きたい!自由な働き方をしたい!と思っている人にはかなりおすすめです。

しかし、実際に優良なSaas企業を探すためには自分一人ではほぼ不可能です。

Saas企業に特化したエージェントや、求人数が多いエージェントを中心に利用して、自分に合った理想の働き方を実現しましょう!

当ブログでは自身の経験をもとに20代/第二新卒向けに「Saas営業の転職ノウハウ」を発信しています。

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